バックキャストとフォアキャスト。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

最近、自宅の片付けがやたら進んでます。

理由は、仕事仲間たちが来月うちに遊びに来るから。
何かことを動かしたいとき、先に予定を入れてしまうことの効果は相変わらず抜群だなって。
これまでもずっと遊びに来るって話はあったのに「片付けが終わったら」とずっと先伸ばしになってたもんね。

僕の経験上、そんな「◯◯が終わったら」は、いつまで経っても訪れないものです。
なんだか、バックキャストとフォアキャストの違いを思い出しました。
どちらも同じく将来の行動計画を立てるという話なんだけれど、その考え方が全く違う。

バックキャストは、将来のあるべき状態をまずおいてみて、そのためにどう進んでいくのかを現在に戻りながら考える。
そしてフォアキャストは、過去から現在までの経験を踏まえ将来に向かい予測をしていく。

努力目標として掲げていた「はやめに終える」は、いつまで経っても来ない。
他にもやることってたくさんあるし。

一方で先に予定を入れてしまえば、それをどう実現しようかとそもそものやり方を考えなおす。
それこそ、いっそ誰かに片付けを頼んでしまうとか。そんな案も出てくる。

僕の周りには行動力のある人がたくさんいます。特にリクルートの仲間たちはみんなすごい。
そして、行動力のある人たちの多くは、バックキャストの考え方をしているように見えます。

フォアキャストだと動けなかった人も、バックキャストだと行動できる。
その人のやる気だけじゃなくて、そんな「自分を動かす仕組み」を知っている人は強いと思うのです。

なんだか最近いろいろなことが滞っていると感じがしていました。
でも実は毎日の行動量はそんなに変わってなくて、何かに向かって進んでいる時間が少なくなっていたのかもしれません。

だから、いまいちど将来の予定を先回りして入れてしまおうと思います。
大変でもそっちのほうが毎日楽しいのだ。

ウチヤマ ケンイチ