自分と似たような仕事をしてる人。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

ペーパードライバーの教習を申し込んでみたんです。
教習所に通うタイプではなく、自宅まで出張してくれるやつ。

教官が自宅まで来てくれて、自分の車に補助ブレーキをつけて運転の練習できるんだとか。
日頃使う予定のルートを自分の車で運転する練習がしたかった僕にはうってつけのサービスでした。

いわば車の運転の家庭教師。
先生は自分の技術ひとつで商売をしていて、なんだかとても親近感が湧いたのでした。

僕がやっている仕事も似たようなものなんです。

身体ひとつで呼んでいただいた企業やプロジェクトに参加する。
使う道具はパソコンくらいで、一番の仕事道具は自分の頭と技術だと思っています。

以前、自宅の掃除をクリーニングを頼んだ時も同じようなことを感じました。
出張のクリーニング屋さんもいくつかの掃除道具は使うわけですが、それよりも大切なのはその人自身の動きと技術でした。

そうやって自分が親近感を覚える職業を見ると、僕の仕事というのはどちらかというと職人さん寄りだなと思うんです。
本来は競合するはずのデザイン会社や制作会社、企業のデザイン部門なんかはあまり同業という感じがしないんです。

こうやって自分の仕事を他の誰かの仕事に重ねることは、自分を客観的に見るためには必要なことなのかもしれません。
当日は車の運転はもちろん、仕事人しての姿も参考にさせてもらおうと思うのでした。

ウチヤマ ケンイチ