繰り返せばできるようになる。
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
車を運転するコツを人に聞くと、結構みんな戸惑うんです。
どうやらほとんどの人が無意識で運転をしてるみたいで、うまく説明ができないんだって。
そういえば、ウクレレもそう。
以前は押さえるのに手間取っていたコードも、練習を重ねたあとは考えることもなく手が動く。
むしろ、いざ意識をしてしまうと逆にうまく押さえられなかったりする。
どうやら「できる」ということは、「理解している」ということとはイコールではないようです。
そういえば見慣れた文字をまじまじと見つめると起こるゲシュタルト崩壊とも似ているのかも。
文字の形状を細かく記憶しているというよりも、全体像をリズムで捉えてるんですよね。
新しいことに挑戦すると、つい頭で「理解しよう」と思っちゃう。
けれど、それができなくて挫折しそうになる。
でも実際には、できない僕と同じように、できてるあの人も「理解」はしていないのかもしれない。
できるかできないかの差は、身体が覚えているかどうかの方が大きいのかも。
だから挫折を感じる前に繰り返し練習をしてしまえば、意外と難しいと思ってたことでもできるようになるのかもしれない。
子どもを見ていても、トライアンドエラーを繰り返して身体が正解を覚えるまで反復してるもんね。
繰り返していれば、いずれできるようになる。
そんな気楽な気持ちこそ、物事を習得するための秘訣なのかもしれません。
ウチヤマ ケンイチ