平成30年7月17日に考えたこと

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

今から15年くらい前のこと。
当時はまだLINEもスマホもなかったのですが、パソコンで使うMSNメッセンジャーというアプリがありました。

いま思えば、これはまるでLINEみたいで、グループ機能のようなものまであったんです。
で、夜になるとみんなその場所に集まって、ダラダラとどうでもいいことを話していました。

メールの代わりにLINEが使われるようになったのはここ5年くらいの話。
その時はまるでそれが新たな発明のように言われていましたが、同じようなサービスは実はもっと前からあった。

このケースだけじゃなくて、大抵のサービスやモノには過去にも同じようなものがあったりする。
SNSで言えばFriendsterやGREEなんかが15年くらい前には既にあったし、スマホで言えばiPhoneが誕生する前からW-ZERO3のような大画面の携帯デバイスはあった。

では自分は新しいモノと流行っているモノ、そのどちらがつくりたいんだろう。
あらためて考えてみると、別にそのどちらかというよりも、それがどんなものであれどのように進めるかの作戦を立てることが好きだということに気が付きました。

デザイナーをしていると、つい流行りのサービスや革新的なプロダクトをつくることが偉いと思ってしまう。
もちろんそれも素晴らしいのですが、楽しみはそれだけじゃないなと、ふと思ったのでした。

ウチヤマ ケンイチ