平成30年12月16日に考えたこと
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
人のふり見て我がふり直せといいますが、デザイナーにとってみれば我がふりを直すよりも大切なことがあると思うのです。
それはデザインで解決できないかとアイデアを出してみること。
たとえば電車で降りようとしたら、乗客が下りる前に乗り込んでくる人を見たとき。
乗る人と降りる人それぞれ専用のドアをつくる。
何人でも自由に乗り降りできる幅の広いドアにする。
回転ドアにして乗り降りを同時に行ってしまう。
ハードでもソフトでもアイデアはいろいろとある。
そして「降りる人が先」というこれまでのルールを超えるアイデアがあれば、もっと皆がハッピーになると思うのです。
僕自身、他人の行動が気になってイライラするタイプなんです。
では自分は正しく行動できてるかというと全くそんなことはないのですが。
これじゃダメだと他人の行動を気にしないようにしてみたのですが、こういうのは性格というかなかなか直らないもの。
であれば、それをデザインを考えるきっかけにしてみようかと思ったのです。
なにも気にしないのがおおらかな人。気づいて気になるのが普通の人。
気づいてイライラするのが短気な人で、そしてデザインで解決策を考えてしまうのがデザイナーだな。
自分のダメな部分、すこしでも楽しい方向に変えたいな。
それが周りのためでもあるし、なにより自分のためになるわけだ。
大抵のことは楽しくできると思う。
ウチヤマ ケンイチ