平成31年3月9日に考えたこと

桜に代わるものって他にないんだよなぁ。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

さっき昼寝をしていたとき、外はかなり強い風だったように感じました。
うとうとしてる中だったので夢かと思ったら、どうやら春一番だったみたい。いよいよ春なんだ。

今の場所に引っ越してきて、9回目の春。
仕事場からは裏のお寺にある桜の木がよく見えるので、春の仕事はちょっと楽しみなのです。
去年はたしか、みなと都合が合わなくて花見ができなかった。今年こそは花見がしたいな。一年で一番好きなイベントなんですよね。

花見を特別なものにしているのは、桜が一気に咲いて、また一気に散ることだと思うんです。
同じように綺麗なものはたくさんあれど、あの儚さは特別。桜に代わるものって他にないんだよなぁ。

僕の好きな映画に、「いま、会いにゆきます」というのがあります。
亡くなってしまった妻が、夫と子供の前に現れて梅雨の期間だけを一緒に過ごすという物語です。あの映画の美しさというのも、どこか桜の花に通じるものを感じる。

人間の時間からすれば、桜の花は一気に咲いては散っていくもの。
でもこれが、たとえばもっと長い時間軸から見れば、人の一生も同じように一気に咲いては散っていくように見えるのかもしれない。
宇宙からすれば、人の一生はそれこそ一瞬で、すべてのものは他の誰かから見れば儚いものなのかもな。

横浜の開花予想、今年は3月24日とのこと。もうあと2週間か。今年こそは花見をするぞ。

ウチヤマ ケンイチ