令和元年6月11日に考えたこと

選べる贅沢

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

出先からの帰りは、なるべく歩くようにしています。
たとえば品川のお客さんのオフィスから横浜に帰るときは、気分がのれば蒲田まで、最低でも大森くらいまでは歩くようにしています。
このエリアに馴染みのない人もいると思うのですが、だいたい1時間くらい早歩きをする感じです。

そんな中、今日は途中で雨が降ってきたので30分くらいで切り上げて、鮫洲駅から電車に乗ったのでした。
なんかこのときすごく贅沢な感じがしたのです。

品川から電車に乗る方がもちろんラクだし早く帰れる。雨のせいで1時間というノルマも達成できてない。
それでも贅沢な感じがしたのは、歩いて帰るという選択肢を自分で選びつつ、でもいざ雨が降れったらそれを変えられる自由さにあったと思うのです。

選択肢が多い方が交渉ごとは有利。そしてそれは対ヒトの話だけではなくて、自分自身の中の話もそうだと思うんですよね。

雨が降ろうと必ず歩くルールだとつらい。逆に初めから電車に乗らなくちゃならない状況も実は不自由だったりする。
わざわざ歩いて帰るなんて、時間と、健康と、そんなものを知らないうちに僕が持ってるから選べるわけだから。

なんてことのないことだけれど、こういうことこそが贅沢だと最近思う。
自分で選べるということ。シーンにもよるし、価値観にもよると思うんだけれど、お金なんてものは選択肢を広げる手段にしか過ぎないのよね。

ウチヤマ ケンイチ