令和元年6月12日に考えたこと

自分は見えない

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

先週の書体デザインの発表会。撮影いただいたムービーを見返してみたんです。
そしたら、なんともショック。自分の姿が想像とちょっと違っていたのでした。

腕を組んで、足も組んで、なんとも面倒くさそう。
表情もふてぶてしくて、なんとも偉そう。普段からこんな感じなのかと思うと、これは変わらなくちゃと思ったのです。
見た目だけならいいけど、イヤな内面が出ちゃってたりして。

発表会の時も実は姿勢とかは気にしてたんですよね。それなのに、このありさま。
よく録音した自分の声を聞いたら違和感があったとか、話し方が思ってたのと違うとか、そういうことがあります。

結局のところ、自分の姿を一番見づらい場所にいるのが自分だったりする。そして、鏡に向かっている正面の姿がみんなが見てる姿でもなかったり。
映像に残った自分の立ち居振る舞いこそがリアルに近いわけだ。

自分のことこそ見えないのは、考えてることなんかもそう。
自分の頭の中にあるときとホワイトボードやパソコンに書き出したときは随分と違って見えるものです。

そして良い方向にまとめるには頭の外に出した方がずっと上手くいく。頭の中にあると無意識のうちに歪めてしまうんだよなぁ。

そういえば、最近の子って日頃からSNSなんかにアップした自分の姿を見慣れてる人がきっと多いのよね。
だから僕なんかよりずっと自分のことを客観的に見られてる気がするわ。

ウチヤマ ケンイチ