ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

そういえば、オンライン飲み会ってすっかりやらなくなりました。コロナが流行りだした当時は、これはすごいと頻繁に開催してたんですけどね。

移動なし、安上がり、普段なかなか集まれない人も参加できる。理屈の上では、やらない理由が逆に無いじゃないかと思っていました。
それがしばらくすると話すことがなくなっていき、最後の方はお互いにカメラを繋いでるだけでほとんど会話はなかったような気がします。

どうでもいい話のようですが、マーケティングとか仕事として考えると意外と大事な話なんですよね。
それらしい理由をたくさん見つけたとしても、実際のところは意外と想像通りにはいかないことって結構ある。

たとえば当時の僕らに「オンライン飲み会は今後もやるんですか？」と質問をすれば、「ずっと続けると思います」なんて答えると思うんです。
別にそれは嘘でもなんでもなく、当時は本心でそう思っていたはずなんです。なぜなら移動なしや安上がりみたいな、やるべき理由がたくさんあったから。

ただ店で飲み会をやっていたころは毎週やるなんてことはなかった。だから飽きが来るタイミングを自分たちも知らなかったわけです。

サービスやプロダクトを設計する際は、ユーザーに意見を聞くようにしています。
ただユーザー自身は自分が欲しい物を実は分かってないという話があるんですよね。あれって、ほんとその通りだよなぁ。

ウチヤマケンイチ