令和6年7月14日に考えたこと
アドバイスをとにかくそのままやってみる
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
今日もひたすらクロッキーをしていました。
最近は後ろ向きの石膏像を描いています。正面は見慣れているし顔もあるので難しいながらもなんとか手は動くのですが、これが後ろ姿になると途端にどこから描けばいいのか分からなくなります。特に顔が見えないことで、下手すると人であることすら分からない絵になってしまうのです。
ただそんなアングルでも、何枚も描くうちに段々とどう表現すべきかの手がかりは見えてくるもの。今やってるクロッキーは10分と時間を決めているから、さっぱり分からなくてもとりあえず手を動かさなくてはならず、そうしているうちにちょっとずつ分かってくるのです。
今日は最終的に、特に印象的な一部分だけをきちんと描いて、それ以外の部分は単線でシンプルに表現するという描き方に落ち着きました。
10分という時間の中で全体を描こうとするとすべてが中途半端になってしまうことを先生に相談したらところ、この描き方を提案してくれたのです。回数を重ねることは上達する1つの方法だと先日書きましたが、こんなふうに誰かのアドバイスをそのままやってみるというのも、できないことをできるようにするための有効な方法だと思ってます。
別に家でもできることをわざわざ教室に通ってやるのは、こういうことがしたいから。
道具さえあればたしかに絵は描けるけれど、続くかとか上達するかといえば難しいわけです。
ウチヤマケンイチ