令和7年6月24日に考えたこと

相手や仕事に対して愛はあるか

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

今日も行ってきました、株主総会。
総会は決算から3ヶ月以内に開催するルールなので、3月決算が多い日本ではこの時期に集中するんです。

先日、企業側だけでなく株主側も丁寧でいた方が良いと書きましたが、今日は丁寧なイメージとは真逆の株主総会でした。
ずっと業績が低迷していて社長も変わったばかりの企業なのですが、その割には役員が高額報酬をもらっていて株主からものすごい批判と追及があったのです。
質問の時間でも周囲からも怒号や呆れる声が溢れていて、かなりカオスな様子でした。

でも批判すること自体は正しいと思うんです。なんでも相手の言うことをハイハイと聞いてるだけでは株主としての役割も果たしていないし、それは誠実とは言えない。むしろ会社や自分たちのことを考えたら言うべきととは言わなくちゃダメであって、真剣に怒鳴る、誠実に批判するってことは成り立つと思うんです。厳しくても丁寧でいることはできる。

そういえば昨日書いたリクルート時代の激しい議論や意見の否定がちゃんと成立するのは、良いものを作りたいという共通の思いと、相手への敬意があったからだと思うんです。つまりは本質的に丁寧だし誠実だった。たとえ言葉は強くても。

逆にちょっとした批判でもすごく後味の悪いこともある。それは相手や仕事に対して愛が無いことが多い気がします。
まぁ、感じ方は人による部分もありますが。

ウチヤマケンイチ