令和2年9月1日に考えたこと

できないものは捨てる、という考え方

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

見積もり作るのも時間がかかるから、見積もり代も頂きたいという話をSNSで見かけました。

たしかに見積もりは作業計画をして、進め方まで詳細に考えないと作れない。
当てずっぽうの見積もりならすぐに出せるのでしょうが、きちんとした見積もりを作るということはもはやプロジェクトに入っているようなものだと思うのです。

そもそもプロジェクトに入っていない段階の情報だけでは、正しい見積もりを作るのも難しいもの。
そこで僕はデザインで起業する際に、見積りの内容で発注頂くのではなく時間あたりの単価を決めて稼働した分だけ報酬を頂く料金体系にしました。

依頼する側からすれば出来上がるモノに対するコストが読みづらいため発注しづらい。
なのでやっぱり、完成品に対する見積もりを作ってから発注するというルールが一般的です。

でも実際のところ、いざプロジェクトが始まると当初計画していたスケジュールから大幅に伸びたり、逆に短くなることも多々あります。やっぱり正確な見積もりなんてできない。そこで思い切って慣例を捨ててみたのでした。

結果としては、付け焼き刃の計画ではなく発注後にしっかりとプロジェクトの計画を立てられることは、顧客にも僕にとっても良かったとと思っています。

はかなり大切だと思ってます。
チャレンジは美しいですが、そう上手くはいかないんだよね。

ウチヤマ ケンイチ