ランニング中にハプニング ~落とし物の定期券編その2~

そんなこんなで、警察署に到着。



上下ジャージで、汗だくの状態で、くるくるアタマのひげ面が、

こんな深夜に警察署に入っていくところを近所の人に見られたら

確実に怪しまれるので、ささっと入る。



さてさて、拾った定期を渡した後は、

なんやら書類を書くのに協力する運びとなります。

落とした人は31歳男性です。



まず最初にこれ。



「こちらは現金ではないので、落とし主から1割はもらえません!」



うほー!わかってるって。

でも菓子折りくらいもらえないかしら。ビールでも可。わくわく。



と、よこしまな気持ちたっぷりで、自宅の住所や携帯の電話番号を

記入しました。



しかし、次にいわれたのがこれ。



「相手側に、あなたの連絡先を教えないということもできます。」



うほー!

1割はもらえなくても、菓子折りも、ビールももらえなくても、

もしかしたら、



・秋葉原とPCが好きで、気の合う友達になれるかもしれない、

・その人の妹が死ぬほどかわいくて、出会ってしまうかもしれない、

・実は僕の好きなラッパーで、ライブに出してもられるかもしれない、



じゃないですか!何でもいいんですが。



「別に教えてもいいですよ。」



って言ったら、



『教えないこともできますよ!』



と、教えないこと激押しされた。

あまりのオススメっぷりに押され、教えないことにした。



個人情報ですからね、できれば教えないのがよいのでしょう。



警察とはいえ、使わないのであれば警察にも個人情報は

書かなくてよかったのでは。



念のため、で個人情報を取得するのは

今のネット業界ではナンセンス。