ちいさな子供にはキャンバスは大きければ大きいほどうれしい。

ちいさな子供って絵を描くのが好きなんですよ。うまく描けなくても、まだ字も書けない子供がほんと楽しそうに絵を描く。
特にキャンバスは大きければ大きいほどうれしいんです。枠を気にせずにのびのびと描けるから。僕もそういう子供でした。

先週、ニッカオフィスでホームパーティをしました。前から予定されていたホームパーティです。
そのパーティにはちいさな子供が何人か来るという話でした。
なのでなにか楽しいことを用意できないかなと頭をひねってみたところ、リビングの壁を黒板にして絵を描いてもらおう!ということになりました。

ちょうど故障したエアコンを取り外した部分の壁紙がはがれていてなんともだらしなかったので、なんとかしなければいけないと思っていたところ。
ちょうど良い機会。

さてさて当日ゲストにチョークを渡してみると期待通りに楽しそうに絵を描いてくれました。
これはうれしい。おじさん二人で壁を黒板にした甲斐がありました。

楽しそうにおえかき

楽しそうにおえかき


普通は子供が壁に絵なんて描いたら怒られてしまいますよね。
でも壁が汚れるからって、せっかくの子供の創作意欲を摘んでしまうのはなんか悲しい。
もったいないし、怒られるなんてかわいそう。

これ、クロスの上から塗料を塗って乾かすだけなので、不器用な方でもそれなりには仕上がると思います。
普通のペンキよりはすこしだけ高価ですがそれでも壁一面を塗って3000円しないくらいです。

男二人で養生する時間も含めて2、3時間くらいで終わります。
こんなかんじで塗りました

こんなかんじで塗りました


ちいさな子供のいるお家はぜひ試してみてはいかがでしょう。
ちなみに子供に限らず大人たちも結構楽しそうに落書きをして帰っていきます。

そういえば、僕が高校生の頃の話。
実家の自分の部屋が和室なのがどうしても嫌だったので、
砂壁部分に壁紙を張ったり柱にニスで色を塗ったりしたんですがそのとき両親や祖父母は何も言わなかったなー。
のびのびとやらせてもらえたから、モノ作りがどんどん好きになったんだと思います。

当時はなにも思わなかったけどいま思うと感謝です。ありがとう。

ウチヤマケンイチ