令和2年1月20日に考えたこと

絵ってなんなのか

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

今日も絵画教室に行ってきたのですが、いつものデッサンはせず、ずっと先生と雑談をしてました。

前からずっと聞きたいことがあったのです。それは「絵ってなんなのか」ということ。
すごくそもそもの話なのですが。

僕が仕事にしている「デザイン」というものには、はっきりと目的があることが多いんです。
だから、デザイン自体の意味も、そういうデザインにした理由もかなりきっちりと説明ができる。

でも、絵ってむつかしい。なんのために描くのか。なんのために存在するのか。
そこで、その先生の絵との関係とか、付き合い方について伺ってみたのでした。

今日思ったこと。
理屈ではなく、まず好きかどうかを感じてみようということ。
そして、画集じゃなくて本物を観に行こうということ。

ちょっとの雑談で絵に対する疑問はすべては解けるわけもありませんが、現役の絵描きでもある先生と直に話すことで、手がかりを掴めた気がします。

理屈で考えることをできるだけ抑えて、まずは感じてみる。
そういえば音楽の場合は、理屈で考えたことなんてない。好きかどうかで決めてた。
なぜその曲を何度も繰り返し聴いてるのかなんて答えられない。好きなものは好きなんだよね。

絵って音楽に比べると出会った数も、触れ合うきっかけも少ないと思うのです。
だからこそ美術館や展示に足を運んで、とにかく本物に触れる機会を増やそうと思ったのでした。

ウチヤマ ケンイチ