たどりつくまでの努力も楽しいのだ。

ニッカオフィスのウチヤマです。

昨日テレビでGoogle特集をやっていました。
ネットの業界にどっぷり浸かっていると、世の中の”ふつう”の人がどこまで進んでいるのかわからなくなる時があります。
もうストリートビューとか、facebookも一般的なんですね。

番組の趣旨は、”Googleを使えばこんなにいろいろな情報がすぐに見つかる!”という検索の便利さをうたったものでした。
ウェブの検索サービスは本当に便利。高校時代に初めて電車の乗換検索をした時の感動は未だにはっきり覚えています。

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それ以前はほんとたいへんでした。
例えば、高校生の時にCMで流れている曲が気になってもそれがすぐに誰のなんていう曲か分からないから一生懸命調べたもの。

友達に聞いたり、お店で聞いたり、雑誌を調べたり。
そしてやっと見つけて、レンタルショップで借りてきて、コンポに入れて。
Aメロから始まって、そしてようやくサビにたどり着く。

不便だったけどあの時のワクワク感、ドキドキ感はよかったなぁ。
調べて、リンクを叩けばすぐにPVが見れちゃう現在とは違った楽しみがあったことを思い出しました。

ちなみに、ポカリスエットのCM曲だった”PEPPERLAND ORANGE / 夏の魔法“という曲にたどりつくまでは大変でした。

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手に入れづらいものは得た時の喜びが大きい、ということでしょうか。
“何かを知りたい”とか、”疑問を解決したい”という知的好奇心というのは、人が本能的にもっているものだからでしょうか。
そういえば、Mr.Childrenも”高ければ高い壁の方が 登った時気持ちいいもんな”って言ってたぞ。これは違うか。

別に僕は懐古主義者でもなんでもないので、便利な検索サービスとはうまく付き合っていければいい。
でもたまには昔みたいに情報にたどり着くまでのプロセスも楽しめたらいいなぁ。

ウチヤマケンイチ

Googleはやっぱすっげー。

Googleはやっぱすっげー。