ちゃんと説明をすること。
ニッカオフィスのウチヤマです。
今回は「ちゃんと説明をすること」について。
僕は仕事をするとき「クリエイティブディレクター」や「インフォメーション・アーキテクト」というちょっと小難しい肩書きを使っています。
一般的にはいわゆる「専門家」と呼ばれることの多い仕事です。
当然、このような専門家に仕事を依頼してくださるクライアント様はその分野の素人であることが多いわけです。
しかし、このような専門的な仕事をしていると、ついつい説明を省略してしまったり適当に流してしまうことが起こりうります。
もちろんそんなことはしないようにいつも心掛けているつもりです。
なのですが専門的なことを知らない方へと説明をするのには高度なスキルが必要なため、なかなか大変なのも事実です。
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先日治療したばかりの奥歯の詰め物が取れてしまったので、ふたたび歯医者さんに行って来ました。
治療中すこし不安なことがあったので先生に質問しました。
すると冗談混じりに「大丈夫じゃないかな。まぁ、俺の歯じゃないし知ったこっちゃないよ。」と。
気さくな先生なので冗談かと思いきやそのまま一向に答えてくれる様子がないので、もう一度聞いたらところ不機嫌そうに質問に答えてくれました。
しっかりとした仕事をすれさえすれば、素人にはいちいち細かい説明はしないというのは専門的な世界で働いているとよく見る光景です。
時にそれは効率が良く、正しいケースもあります。説明など求めておらず、すべて任せたいというお客様もいます。
ただ相手が求めているのであれば、しっかりと説明をして理解してもらうことが大切だと思います。
それから逃げるのは説明をするスキルのない専門家の怠慢じゃないでしょうか。
それが出来てこそプロフェッショナル。僕もそうありたいです。
今回の歯医者さんは、それ以外は素晴らしいのです。
だからこそ気付かされたこと。
明日から僕もいまいちど意識したいと思います。
ウチヤマケンイチ