ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

先日、昔ながらの商店街を散歩していたときに古着屋さんを見つけたので入ってみました。
そこでサイズがぴったりの良い感じなジャケットとコートがあったのでどちらも購入。
よくわからないメーカーのものだけれど、どちらも600円でした。大満足。

僕は「Yohji Yamamoto」というブランドが好きでジャケットやコートをいくつか持っています。
このブランドは素材感とデザインが大好きなのですが、決して安いブランドではありません。
他にも高価なブランドってたくさんありますが、体を守るための衣類という面では別にどちらも変わらない。
服だけじゃなくて、最近は居酒屋だって安いところがあるし、家具だって機能的なものを安く買うことができます。

でも人がモノを選ぶ時って、「物自体の価値」と「値段」だけじゃなくてそれらを取り巻く物も一緒に買っているんですよね。
「ブランド」とか「バックグランド」とか、「安心感」とか、「自己満足」とか、「他の人の評価」とか。
結局、そこまでお金をかけなくてもちゃんとした生活はできるけれど、それでは物足りないから別の部分に価値を見出してるのかな。
年配の方がアンティークや骨董品を集めるのがなんか分かる気がします。

ちなみにお気に入りが必ずしも高価であるとは限らなくて、僕が一番よく着ているコートは路上のフリマで買ったPコートです。
たしか1500円くらい。なんなんだかなぁ。

ちなみにこれって人間以外の動物も一緒なのでしょうか。
エサが豊富にあるところに住んでいる動物は、もっとうまいエサがある場所を探すのかな。どうなんでしょう。

そんな風に現状に満足しない人間って、幸せなのか不幸せなのか。

ウチヤマケンイチ