みなさん、テンパってますか?

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

みなさん、テンパってますか?テンパるのってほんと嫌ですよねぇ。
あの何かに追われている感じと、自分が不甲斐ない感じ。なんかもう泣きそうになっちゃいます。
日本語俗語辞書さんによると「テンパる」は麻雀の「あと一枚で上がれる状態の聴牌(てんぱい)」が語源とのことです。
どうやら元々は良い意味で使われていた言葉だったようですね。
現在テンパると言えば「焦って余裕のない状態」を指すので、出来ることならテンパりたくないものです。

とは言っても、どうしてもテンパってしまうことってありますよね。
仕事もプライベートもやることはたくさんあってただでさえ忙しいのに、そのうえ日々思いもしないようなことが起こっちゃう。
好き好んでテンパりたい人なんていないわけで、日々自分のスキルを高めたりとか事前に準備をしておいたりとか頑張っている。
なのにどうしてもそうなっちゃう。

僕はテンパるのが本当に嫌で、なんとかテンパらないで済む方法をいろいろと考えてみました。
いつも余裕がある人に話を聞いてみたり、自分や人がテンパっている時のことを見つめなおしてみたら少し考え方が変わったんですよね。
それを意識するようになってからは昔に比べればだいぶマシになったと思います。

テンパっている時に「テンパるな!」って言われてもあまり効果がないんですよね。
焦ってしまうのって「状態」や「感情」なので言われて出来ることじゃないわけです。
「やる気を出せ!」とか「きちんと悩め!」とか「もっと喜べ!」とかも同じ。
人って「行動」は誰かに言われて変えることが出来るけれど、「状態」や「感情」というのは言われたからって変えることは難しいのです。

さて、僕が意識しているのは以下の2つです。
1つ目は、「実はテンパるほどヤバい状況じゃないんじゃないか」という視点で見ること。
テンパっちゃうハードルって意外と低い気がしていて、実際は大したことがなくても人って簡単にテンパっちゃうようにプログラムされている気がするんですよね。
神様のプログラムミスです。迷惑な話です。
それに気付いてからは「おっと、テンパりそうになったけれど実はまだまだ平気だぞ」と考えて冷静にものを見ることが出来るようになりました。

2つ目は「もし本当にヤバかったとしても、そりゃもう仕方がない。」ってポジティブに楽観視すること。
自分がテンパったって事態が好転するわけではないし、むしろ冷静な判断も出来なくなって良いことなんて1つもない。
もし仮に状況が本当にまずいかったとしたって「やれることはやったんだからもうそれなら仕方ない!知るか!」って開き直るようにしたんです。

この2つを頭の片隅に置いておくだけで、随分と楽になりますよ。
一度試してみて下さい。
もちろんどちらも事前にやれることはやっておいた「自分に嘘がない」のが前提なので、ただ楽観的になるだけではダメですが。
実際こう考えるようになってからは「今までだったらテンパってた状況だけれど、テンパらなくても大丈夫だったじゃん」って事がほとんどでした。

世界は複雑でうまくいかないものなので、どうしてもテンパりそうな状況になっちゃうもの。
だからこそそういう状況にならないように頑張るだけじゃなくて、そういう状況になった時にだって落ち着いていられる方が現実的な方法なんじゃないでしょうか。

「本当にテンパるほど状態はやばいんだっけ?」「やれることはやったんだからもうそれなら仕方ない!知るか!」
僕の経験則ですがこんな感じでチカラを抜いてみるだけで大抵のことはテンパらずに済んじゃいますよ。
参考になれば幸いです(゜o゜)

ウチヤマケンイチ

---
いつも読んで頂きまして、ありがとうございます。
ご意見、ご感想をコチラからいただけるとうれしいです。