社会的手抜き。
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
人は自分の集団になり責任範囲が見えづらいと、手を抜く。
「社会的手抜き」と言われる現象だそうです。
今朝、混雑した電車に乗っていた時。
入口付近はものすごく混んでいるのに奥の方は結構空いていました。
奥に行くに従って徐々に空いていって、一番奥では悠々と本を読んでいる人までいる。
それを見た時、この「社会的手抜き」のことをふと思い出しました。
この”徐々に”混んでるってところがミソ。
こんなことになってしまった理由がふたつほど見つかりました。
ひとつは、自分が空いている奥に詰めるとさらに奥の人が嫌がる。それを避けているということ。
もうひとつは、入り口付近が混雑してしまっている責任が、これだけ大勢いると誰にあるのか見えづらいということ。
きっと混んでいるところと空いているところの境目がはっきりしていたら、境目にいる人は詰めると思います。
そうしないと「あいつが動かないから入り口が混んでる」と目に見えてわかってしまうから。
だけれど、全体的に密集しているとそれがわかりづらい。
そうなると、奥に詰めることでもっと奥にいる人に嫌がれるという理由のほうが勝ってしまってあまり詰めなくなる。
人が大勢いて自分の責任や役割や影響範囲が見えにくいときでも、全力の人って素敵。
仕事って集団でやることのほうが多いから、そんな時に手を抜かないようにみんながなれたら世の中が熱くなりそうだ。
さて、今日は金曜日。
ふと飲みに行きたくなってFacebookで飲みに行く人を募集したら、友達に声をかけてもらいました。
元々女性同士でサシ飲みをするつもりだったみたいなので、僕はハーレム参加ということになります。
それでは行ってきます。
みなさんも良い週末を。ぐへへへへ。
ウチヤマケンイチ
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