コンプレックス。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

先日、アメトークでコンプレックスをテーマにしてました。
皆それぞれいろんなコンプレックスを持っていてなるほどなぁと。

コンプレックスって他人からすれば全然たいしたことじゃなかったりしますよね。
でも本人はいたってまじめ。真剣に悩んでいたりする。
おもしろいもんですね。
他人に対してコンプレックスを感じているのに、肝心の相手はさほど気に留めてないなんて。

そういえば、僕も子どもの頃はコンプレックスのかたまりでしたよ。
歳をとってなんだかそんなこと忘れていましたが。
とにかく僕は周りのみんなと違ったんですよ。風貌が。
それがコンプレックスだった。

小学校を卒業する頃には身長は180cm近くありましたし、顔も老けてた。
卒業式で着るためのジャケット買いに行ったら、店員さんに成人式と間違われました。
12歳なのに20歳とまちがわれたわけです。
だからバスの運賃を払うときだって子ども料金で怪訝な顔をされるのはしょっちゅうでした。

全身の毛という毛も当時から大人顔負けでした。
中学二年の夏休みにどこまで生えるか伸ばしてみたら、クマのようになりました。
そんな普通の人と違うことが、子どもにとってはものすごくコンプレックスだったのです。

それが影響していたのでしょう。とにかく人と同じことをするのが嫌で仕方なかったです。
着る服にしても、髪型にしても、やることにしても。

同じことをすれば、きっとより一層みんなとの違いが際立ってしまう。
人と違うことをしてれば、比べられることもないですからね。

高校の頃はろくに制服も着なかったです。
制服という皆とものを着ていたら、なんだかういてしまうのです。
まず、そもそも制服が似合わない。
髪もグリーンにしたり、ピンクにしたりしてました。
皆と同じような流行りの髪型はおじさん顔を際立たせると思っていたのでしょう。

そうやって人との違いをたくさん出すことで、本当の違いをなんとか隠したい。
きっと当時の僕はそんな気持ちだったんだと思います。

大人になってそれらはいつしか個性に変わってました。
コンプレックスがあったことすら忘れてた。

いまとなっては個性的に生まれたことに感謝してますよ。
すぐに覚えてもらえますし。

考え方ってこうやって気付けばまったく変わっているものなんですね。
ふしぎなもんだなぁ。
あの時から途切れなく人生は続いているのにね。

さて、今日は金曜日ですね。今週も一週間おつかれさまでした。
これから小学校の友達とごはんに行ってきます。そろそろ出なきゃです。
そういえば昨日書いたブログにたくさんいいねをいただきました。
みんなも判断に困っているのかな。

週末ゆっくりやすんで、来週からもがんばっていきましょう。

ウチヤマケンイチ
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