日本人の感覚。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

結局、金曜の夜から週末にかけて「いま、会いにゆきます」を三回ほど見てしまいました。

いやいや。
テレビの前にちゃんと座って三回見たわけじゃないですよ。
部屋の掃除をしながら、たまにチラ見したり。あと金曜の夜は見ているうちに寝てしまったり。

ただテレビの前にきちんと座って見た時は案の定泣いてしまいまして。
なんともなさけない。今年33歳になりました。今後ともよろしくお願いします。
週末はちょうど外も雨が降っていたのも、それもよかったのです。

そういえばうちの近所にも紫陽花が咲き始めました。もう鎌倉も紫陽花も咲いてるでしょうね。見に行きたいなぁ。
小さな頃はいつごろ紫陽花が咲くかなんて気にしたこともなかったのに、年齢を重ねるごとに四季が愛しくなるのはなんなんでしょう。

いま、会いにゆきます」の中にも紫陽花が登場します。
亡くなった主人公が雨の降る間だけよみがえり、夏になるとまた去ってしまう物語。

「雨と共に訪れ、雨と共に去る。紫陽花のような人だね。」

これは主人公がまた去ってしまった後の台詞。
そして雨の季節が終わると夏が訪れ、世界は一面に向日葵が咲いているシーンに変わります。
季節や花と誰かの人生がシンクロする。そういうのって素敵ですね。

桜、朝顔、たんぽぽ。他にも豊かな季節と花々が日本にはたくさんあります。
こんなこと感じるのって、四季がある日本人ならではの感覚なのでしょうか。

僕は日本生まれ日本育ちで、外国の文化も感性も知っているようで実は全然知りません。
最近はグローバル化が進んで、僕の周りにも外国の知り合いが増えてきました。
そうすると、今までは気づかなかった日本人らしさも見えるようになってきました。

外国語を勉強したり彼らの文化を知るのも大切ですね。
それと同じように、外に触れて初めて見える日本人の感覚というのもぜひ自覚しておきたいと思うのでした。

ウチヤマケンイチ
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