しゃべれる、食べれる、ミニストップ。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

最近よく行くビルの最寄りのコンビニがミニストップなのです。

僕の家の近所にはミニストップがないので、ちょっとうれしい。
いろんなコンビニがありますが、僕の中でミニストップってちょっと特別なんですよね。

しゃべれる、食べれる、ミニストップ。

ミニストップのキャッチフレーズです。
僕は1981年生まれなのですが、僕より年下の人では知らない人もいますかね。

コンビニなのに、ファーストフード店のようにその場で食べられる。
高校の頃、友だちの家の前にミニストップがあってしょっちゅうそこに集合していました。
だから他のコンビニとはちょっと違った思い出があるのです。

ミニストップにはもうひとつ他のコンビニとは違うところがある。
それはその場でつくってくれるソフトクリームです。これがめちゃくちゃおいしいんですよね。

他のコンビニでは普通の袋入りのアイスを店の前で食べるしかなかった。
なのに、ミニストップはその場で作ったソフトクリームを席に座ってゆっくり食べられる。
これはものすごい違いでした。

今となっては席があるコンビニはミニストップ以外でもちらほら見かけます。
その場でつくってくれる商品だってソフトクリームどころか、コロッケやら、アイスコーヒーやら。
そんなのはどのコンビニでもあたり前になりました。

それでもやっぱり当時の印象がすごく残っているからでしょうか。
未だにミニストップの黄色い看板を見ると「他のコンビニとはちょっと違う」という印象を持つのです。

他とは違うサービス。それはもちろん大切です。
それに加えて、そのサービスを印象づけるブランディング。これも大切だと思うのです。

最近、僕はとあるサービスのブランディングを担当しています。
サービスとは違って、ブランドやイメージって目に見えないものです。
記憶とか、認識とか、印象とか。そんな人の頭の中にあるものだから一見その大切さが分かりづらい。

それでもミニストップのように、昔受けたサービスのイメージがが今も頭の中に残っている。
それは紛れもなく、その時に受けたブランドのイメージなんですよね。

サービスは変わってしまったり、他が真似をしたりするかもしれない。
けれど、頭の中の印象というのはそうそう変わらない。

人の心や頭に残るということ。それはすべてそんな人の頭のなかで起きていること。
目に見えないからこそ、大切に、しっかりとやりたいと思うのです。

ウチヤマケンイチ
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