ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

今朝はちょっとだけ早起き。
めずらしく朝から、たまってた食器洗いと洗面台の掃除をしました。
いつもは休みの日にまとめてやるのですが、早起きできたからできるところまでちょこっとだけ。

人ってただ暮らしてるだけでも、やることはたくさんです。

食器を使えば汚れるし、ほうっておけば部屋にほこりはたまる。
髪は伸びるし、お風呂に入って身体も洗わないと。
腹が減るからごはんを食べる。家族がいればそれをつくる。

そうやって、いのちを維持して普通にくらしていくだけでもやることはたくさん。
それに加えて、仕事をしたり、遊んだりするわけだから、そりゃ人は忙しい。

僕の周りには、忙しい人で溢れかえっています。
忙しいことは残念なことのように思っている人もいるようですが、別にそんなことないと思うのです。

忙しいということは悪いことではない。きっとそれこそ、自らそれを選んでる。
本当に忙しいのが嫌なのであれば、大抵のことは放棄できる。

食器は洗わず、部屋の掃除もせず。髪は伸びっぱなしで、お風呂にも入らなければいい。
仕事だってそう。忙しくはない仕事も世の中にはたくさんあります。
みなそれぞれに全然違う仕事をしているはずなのに、どんな仕事をしていてもやっぱりみなが、忙しい忙しいという。

それは逆に言えばどんなことをしていても、自分が勝手に忙しいと感じているだけな気もするのです。

以前、ある多忙なビジネスマンが言っていました。
「田舎に住む母さんは、私からすればずっとゆとりがあるはずなのに、いつも忙しい忙しいと言っている」

これは僕もそう思います。
うちの母もいつも忙しいと言っている。別にそれでいいと思うのです。
きっと忙しい状態というのは人によっては幸せなことで、それを自ら選んでいるんじゃないかと。
もしくは、そう自分自身で感じようとしているんじゃないかと。

僕はよく忙しそうですねと言われます。
ですが、僕は全然忙しくないのです。少なくとも自分でそう思っていません。

昔は確かにバタバタしていて忙しかったのですが、東日本大震災くらいをきっかけに忙しい自分はやめにしたのでした。
僕は忙しいのが苦手で、あまり好きではないのです。

結局、何をやるにしても人は一日24時間。やれることはしれています。
忙しくて嫌だと感じるか、忙しいことを楽しいと感じるのか。
そもそも、やることを減らして忙しくないようにするのか。
それとも、忙しいとは思わないようにするのか。

それは自分の自由だと思うのでした。
今日も一日、はりきっていきましょう。

ウチヤマケンイチ
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