1000年後、いまの電子書籍は読めるのかな。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

もう僕は本といえば電子書籍が当たり前となってしまいました。

最近は紙の本を読むことはほとんどなくなって、ビジネス書も、専門書も、雑誌までもみんな電子書籍。
知人はこないだkindleで漫画をたくさん買っていました。

電子書籍で読んでると、たまに思うんですよね。
最近はほとんど電子書籍で買ってしまっているけれど、これらの本はいつまで読めるんだろうって。

電子書籍は便利な分、デバイスがないと読むことが出来ません。
KindleはAmazonがサービスを辞めてしまったら、もしくはデバイスの生産が終わってしまったら、きっと読めなくなってしまう。

それに比べて、紙の本というのはそれ単独で成立してるからすごいなと。
実際に1000年前の本だって現存しいて、ちゃんと読むことができる。

1000年後のテクノロジーがどうなっているか僕にはわかりません。
その時にいまのデジタルデータたちはどうなってしまうんだろう。

電子書籍のように単独で成立していないものは、もう一方の寿命に依存しています。
何もそれは電子書籍だけじゃなくて、例えば音楽がそう。
カセットテープやミニディスクに録音した音楽は、どんどん聴けない環境になってきてる。
映像で言えばビデオテープや8ミリフィルムがそう。
テレビゲームもそうで、ソフトがあってもハードがないとゲームができない。

何にも依存せずに、単体で成立している。
そういうものの方がむしろ珍しいのかもしれないな。
原始的な仕組みであればあるほど残りやすいのって、なんだかおもしろいですね。

薬を飲み続けるように、便利さを追求するとどんどんもろくなってくる。
そんな時はある程度はシンプルに戻したり、古臭いやり方の実は強いこともあると思うんです。

とりあえず、電子書籍で買った本たちは自分のものになるようにしっかり読み込もうと思います。
それが一番の保管方法かも。

ウチヤマケンイチ
---
いつも読んで頂きまして、ありがとうございます。
ご意見、ご感想をコチラからいただけるとうれしいです。