ポジティブな心配症になる。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

僕はたぶん、心配性です。
誰かにそう言われたわけじゃないのですが。

たとえば、同じ状況になったとき。
心配したり悩んでしまう人もいれば、さほど気にしない人もいる。

僕は小さなころから些細なことも気にしたり、心配する方でした。しかも長引く。
それが結構なブレーキになってきました。

事実はきっと1つじゃなくて、その人の捉え方によって変わるもの。
そしてそれは既に起った過去の事実だけじゃなく、未来のこともそうなんだろうなと。
心配性が見てる未来と、別の人が見てる未来はきっと違う。

そんな自分の心配症な性格、ずっと嫌でした。だって大変ですもん。
でもそれも人生。ブレーキがかかってしまうのは仕方がないことだと、そう思ってきたんです。

でもこないだ、考えたんですよね。
別に心配したり悩むこと自体が、直接ブレーキをかけてる原因じゃないかもなって。
前に進むかどうかの違い。それはポジティブかどうかで決まる気がしたんです。

心配なことがあっても、悩んでいても。それでもどうにかなるさと進んでみる。
それは無鉄砲と言い換えられるのかもしれないけれど、でも進んでいける力ってそんなもんなのかなと。

実際に起こってること。想像してる未来。そして、そのときの感情。
これらって別にセットにする必要はまったくなくて、すべて切り離して選ぶことができるはず。

状況は良い、でも心配、だから止まる。
状況は悪い、だから心配、それでも進む。

順調にいってるときでも、後ろ向きな気持ちになれば止まってしまう。
一方で、周りから見れば悲惨な状況でも、当の本人が気にしなければ前に進んでいける。
もとい、気になっていても、なんとかなるさと進むことはできる。

心配性はリスクを見出す力。
そう考えればポジティブな心配症が、一番じゃないかと。

2016年、少しでも前へと進みたいと思ってます。
だからそんな整理をしてみたのでした。

ウチヤマ ケンイチ