これまでずっとお世話になったサービスでもある。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

最近とあるサービスがネットで叩かれていました。

有名なメモ帳のサービス。
僕も仕事やプライベートで毎日使っていて、知り合いにも利用者がたくさんいます。
このサービスが先日、無料で使える機能を制限すると発表したんです。

ネット上では途端に「もう使わない」とか「さようなら」といった声があふれてた。
「離れられなくなってから有料にするなんて、ホールドアップでひどい」なんて意見もあって、たしかにその通りだなと。

僕自身、かれこれ6、7年、このサービスでいろんなメモをとってきました。
だからいきなりこれまでのように使えなくなるのは、たしかに困ってしまうんです。
1人のユーザーとして、ずっと同じままでいて欲しかった。

一方で、これまでずっとお世話になったサービスでもあるんですよね。無料で。
サービスを自由に選ぶ権利というのはもちろんあるけれど、文句や捨て台詞を言って去るのもなんだか悲しい。
人と人との関係じゃないけれど「これまでの時間は何だったんだろう」って。

せめて、「ありがとう。でも他に良いサービスがあるので…」だよなって。

道具やモノとの付き合いにも、情みたいなものがあってもいいと思うんです。
ましてや、そのサービスをつくっているのは人なわけで。

僕自身、ずっと満足してもらえるようなサービスをつくれるように頑張ろう。
それにしても物事の移り変わりって、儚いなぁ。

ウチヤマ ケンイチ