身の回りのことにいちいち疑問を持っていたら日が暮れちゃう。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

昼間、横になったら目に入った空が青かった。

そういえば、なんで空は青くて、そこにあるはずの宇宙は見えないんだろう。
まるで幼稚園児が考えるようなことだけれど、大人の僕にもその答えは分からなくて、それで調べてみる。

調べればすぐに答えは見つかって、空が青いのは大気によって太陽の光が散乱しているからなんだって。
ついでに言えば、夜になれば星空という宇宙が肉眼で見えている。そして月は大気がないから空は青ではなく黒いんだって。

調べればすぐにわかる身近なことも、たぶん、そのほとんどを僕は知らない。
それは調べる時間がないというのもあるけれど、それよりも、そもそも身の回りのことを不思議に思わないから。

身の回りのことにいちいち疑問を持っていたら日が暮れちゃう。
分からないままでも大丈夫なことはそのままにすることを経験的に覚えていたみたい。

ほとんどの疑問って解決しなくても生きていけるもんね。空が青い理由は知らなくてもなんてことない。
解決しないと生きていけないような重要なことについてはたぶんもうほとんどの答えを持っていて、だいたいは子どもの頃に教わってる。
だから、これから先も別になにひとつ疑問に思わなくたって大丈夫なわけ。

でも、そう思うと途端にもったいない気がしてきた。
空が青い理由はわかったけれど、季節が変わると葉っぱの色が変化する理由はまだ知らないよ。

ウチヤマ ケンイチ