先入観を持つこと。
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
先入観を持つことは、いいことなのか、わるいことなのか。
たとえば大学名とか、出身地とか、年齢とか。会社名に性別、あと趣味なんかもそう。
そういう情報を先に聞いてしまうと、僕はつい「こんな人だろう」と想像をしてしまうのです。
「先入観」って言葉はネガティブな場合に使われることが多いと思うのです。
それは相手を誤解する可能性があるからでしょうし、あとは大学名や年齢で相手を判断するのはよくないという世間的な建前もあるのかもしれません。
一方で、まっさらな状態から相手を理解することは、それはそれで大変なこと。
先入観というのは、いわばこれまでの自分の経験や知識を踏まえた仮説ともいえるし、母数は少ないながらも自分の経験による統計といってもいいかもしれない。
そんな自身の経験を活かさないというのは、それはそれで違うのかなと。
まだちゃんとした答えは持っていないのですけどね。
でも、心情としては先入観を持たずに人と関わりたいと思っているのです。
先入観を持ちたくないなら、そもそも相手の「情報」を聞かないのが手っ取り早い。
FacebookにしてもLinkedInにしても、あと就職活動の履歴書なんかも、みんな先入観を持たせてしまう。
けれど、それらの情報を遮断したところで、今度は見た目とか服装なんかで別の先入観をもっちゃうんだろうな。
なんともむつかしい話だわ。
ウチヤマ ケンイチ