平成30年9月13日に考えたこと

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

子どもの頃、ゲームで負けると「次は本気出すわ」ってよく言ってた。
そういえば、あのときに言ってた本気というのは一体なんだったんだろう。

たとえば、大人と子どもの腕相撲なんかは分かりやすい。
大人が力加減をしている状態は本気を出してるとは言えず、逆に子どもの方は本気と言えそう。

ではさっきのゲームの話はどうだろう。
本当はもっと強力な技や作戦があったんだけれど、油断をしてそれをやらずにいたら負けてしまい、「次は遠慮せずに倒しにいきますよ」と、そんなところでしょうか。
つまりは、「次は本気を出す」イコール「今のは僕の実力ではないよ」ということですよね。

でも、いざ本気を出しても思っていた以上に自分の実力なんてなく、こんなはずじゃなかったということが多かった気がします。
子どもの頃に言ってた「本気出す」は、たぶんほとんどは負け惜しみ。

きっと、それまでに「一番うまくいったとき」のことを「本気を出したとき」と、そう勘違いしてたんだよな。
実際にはいつもそれなりに本気で、それでもうまくいかないことがあるだけだったのに。

そんな幻の本気に期待するなんて、子どもっていうのはなんてのんきなんだろう。
いや、なにが言いたいかというと、口に出してないだけで大人も「次は本気出すわ」って思ってるなって。

いつも本気を出してないと、たいてい負けるよね。大人は。
なので本気出そう。

ウチヤマ ケンイチ