令和2年8月15日に考えたこと

できる人の当たり前は当たり前じゃない

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

最近ゴルフのスイングのコツが分かるようなり、見当違いの失敗が少なくなりました。
アプローチの練習は、方向か強さの、そのどちらかのズレならOKなんだって。そうすればそこから修正もできるらしいのです。
ようやくどちらかは上手くいくようになり、絶賛修正中です。

コツを掴むというのは、「これまでになかった感覚を得る」ということだと思うのです。
できない状態のときは、上手くいったときの感覚すら分からないから、失敗してもどこが悪いのかすら分からない。
そうなると調整のしようもなく、見当違いの失敗を何度も繰り返すことになります。

ただ見当違いな失敗の中にも、何度も繰り返せばたまに偶然上手くいくときがある。
それを外から「それが正解」と教えてもらい、まぐれの成功をちょっとずつ貯めていくことで、どこかのタイミングで「これが正解だ」とコツを見つけるわけです。

コツというのは不思議なもので、一度分かるとなぜ今まで分からないくらいに当たり前の感覚になる。
そりゃ、正解を知っているかそうでないかの違いなわけで、知っていれば苦労はしないのです。
だからこそ、感覚も基準もない素人に教えることができるプロというのはすごいなと思う。

僕はデザインを教えることも多いのですが、はたして上手に伝えることができてるのか。
まだ感覚も基準もない人にとっては、できる人の当たり前は当たり前じゃないんだよね。

ウチヤマ ケンイチ