令和2年8月17日に考えたこと

安くはないけれど、決して高くもない

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

「安くはないけれど、決して高くもない。満足してます。」

今日、顧客からそう言われました。

こちらの意図を理解してくれているんだと安心しました。
捉え方によってはマイナスにも聞こえますが、安くないことはむしろ健全な状態だと僕は思っていて、きっと顧客もそれを理解してくれている。

独立して3年半。これまで何度か単価のアップをお願いしてきました。
平たく言えば、値上げ。他社に比べて今はかなりの高水準に設定しています。

ただ単価を高くしているのには理由があるんです。
まず、ニッカオフィスの価値をシビアに判断してもらえること。
単価が高い分、少しで無駄だと思われたら真っ先に契約がなくなる。常に高水準が求められます。

そして単価が高いとクライアントの意識も変わるということ。
ニッカオフィスとの仕事はいつにも増して密度高く動こうと、たぶんそういう意識が働いていると思うんです。

もちろんモチベーションのためだけに、単価を高く設定するわけにはいきません。
コストに見合ったアウトプットがあってはじめてバランスがとれる。だからこそ「満足している」という言葉は安心しました。

僕は単価自体には良いも悪いもないと思っていますが、提供価値に対して適正価格であるべきだと思っています。
だからこそもし単価を上げ続けられる関係なのであれば、それはお互いに成長できているということで理想的だと思うのです。

ウチヤマ ケンイチ