令和3年2月16日に考えたこと

将棋でも仕事でも、とにかく王様さえ獲れば勝ち

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

最近ちょっと将棋で勝てるようになりました。ひとつ変えたことがあるんです。
それは「とにかく相手の王様を詰むこと」に集中するようにしたこと。

将棋は王様を詰めば勝ちのゲーム。なんだか当たり前の話にも聞こえるのですが、でもいざ対局を始めると意外とこれを忘れてしまう。
つい、王様以外の駒を獲ったり獲られたりに夢中になってしまうんです。

将棋はお互いに王様を守っているから、王様を獲るのは簡単じゃないし時間もかかるんです。一方で、それ以外の駒はお互いにぶつかり合ってるから獲ったり獲られたりが頻繁に起こるわけです。
小駒でも獲れば有利になるし、大駒と呼ばれる飛車や角行なんかを獲れば勝負にかなり影響する。なので、つい目の前にある駒を獲ることばかりを考えてしまうんです。

でも実際にはどんなにたくさんの駒を獲っても、相手に自分の王様を獲られたらそれで負け。
結局、相手の駒をたくさん獲るのは最終目的である王様を倒すための中間目標で、それ自体は目的じゃないんですよね。
最近は自分の大駒が獲られそうでも、とにかく相手の王様を倒す手筋を探すことに集中しています。

これって仕事でも同じ。若手の頃なんかは、つい「仕事のための仕事」に夢中になっていました。
これは将棋で言えば、王様以外の駒をせっせと集めている状態なんですよね。

将棋でも仕事でも、とにかく王様さえ獲れば勝ちなのだ。

ウチヤマ ケンイチ