令和3年3月16日に考えたこと

自分の世界を広げるという点でもとても良いやり方

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

以前、自分の頭で考えてばかりだといつもの枠を抜け出せないから、たまにはサイコロでも振って物事を決めるのもありなんかじゃないかと書きました。
考えてみると、わざわざサイコロなんか振らなくても、僕は仕事においてかなり大きな部分をずっと偶然に任せてきたんです。

それは担当する案件の決定です。ニッカオフィスはこれまで営業は一切せず、声を掛けて頂いた案件のみ担当してきました。
別に営業をさぼっているわけではなく、このやり方にはこだわりがあって、その方がお互いにスムーズに動けるんです。

一方、声が掛かった案件をやるということは、思いもしなかったサービスや業界を担当することもあるということ。
例えば、最近始まったプロジェクトは福祉や障害者関連のサービスに関するものなのですが、全く未経験の世界です。

案件は知人から紹介されたりすることも多く、サイコロのような本当の偶然というわけではありません。
それでも自分が思いもしなかった業界から声を掛けてもらえることは、自分の世界を広げるという点でもとても良いやり方だと思っています。

ちなみにデザインというのは、その業界やサービスをしっかり理解しないとなかなか良いものは生み出せません。
巡り合わせで担当することになったその業界について、しばらくしたらそれなりに詳しくなってるというのは、なんだか不思議であり、それが楽しかったりします。

ウチヤマ ケンイチ