令和3年9月18日に考えたこと

勝ち負けがはっきりと決まる類の戦い

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
相変わらず将棋が楽しくて毎日のように指してます。なにがこんなに楽しいのかと考えてみたんです。

動画や解析ソフトによる学習環境の充実は大きいと思ったのですが、なにより日ごろあまり感じられない勝負事による勝ち負けの緊張感が楽しいんだと思ったのです。

デザインの仕事も広い意味では勝負事と言えなくもありません。携わってるサービスには競合サービスもあるし、デザイナー同士の腕の競い合いもある。
とはいえ、将棋のように勝ち負けがはっきりと決まる類の戦いではないわけです。

勝ち負けの緊張感と書きましたが、特に負けたときの口惜しさというのは普段はなかなか味わえないし、そのぶん勝ったときも嬉しい。

この人生でそんな勝負事がどれだけあったかというと、意外と少なかったように思うのです。
まずは部活でのバスケの試合。これが僕の勝負事の原体験だと思うのですが、バスケはチームプレイだったこともあって、負けてもどこか言い逃れをしてました。
受験なんかは合格と不合格がはっきり分かれますが、どの問題が出題されるかという要素も強く、受かっても落ちてもどこか運の要素が含まれる。

そう考えると間接的な勝負事はたくさんしてきたものの、白黒がはっきりする将棋というのはこれまでにない刺激だったわけです。
僕は昔から格闘技を観るのが好きなのですが、それと同じ刺激を将棋に求めているような気もしてます。

ウチヤマケンイチ