令和3年9月21日に考えたこと

ビギナーのうちはゆっくり、とにかく時間をかける

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

仕事で若手が何度も同じミスや抜け漏れをすることがあります。
内容次第ではそもそもスキルが足りなければできないこともあるわけですが、それを何度も失敗するのは必要なことだと思うのです。
失敗を繰り返して、その中で実力がついていけばいつかできる。

かたや、スキルとは関係なくやれることもある。たとえば日報を毎日書くとか、打ち合わせの前にその日の内容を確認するとか。
ただそういうことも抜け漏れることがよくあるんですよね。

以前は、それはやる気やスタンスが原因だと思っていたのですが、最近はそうとも限らないのかもと思い直しました。
たとえば自分に置き換えてみると、勉強中の将棋やゴルフなんかでは本当に簡単なことが抜け漏れてしまうんです。

それは他にも色々と気を取られてることがあるせいで、どんなに簡単なことだとしても頭が回らず、抜け漏れが起きてるような気がします。

簡単なこと、分かっていることでも、1度に同時に処理しようとするとその一瞬では処理能力が追いつかなくなる。
将棋で言えば、攻めのことばかりを考えてると何度も同じ負け方をしたり、ゴルフで言えば、上半身を意識すると下半身が共に戻ってしまったり。

同時にできないのであれば、時間をずらしてひとつずつ進めていくのが結局は近道かなと。
ビギナーのうちはゆっくり、とにかく時間をかけるというのは、そういう点でも有効な気がします。

ウチヤマケンイチ