令和3年9月20日に考えたこと

特徴に合わせた環境にいること

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
飼っているヤモリに餌をあげようとするのですが、蓋をあけるなり逃げ回ってしまって食事どころではありません。僕のことを相当警戒してるみたい。

それで仕方なくお皿に置いておくのですが、4匹のうちどの個体が食べてるのかも把握したいし、なにより食事風景を観察もしたい。
懐くまではいかなくても、慣れるというのは可能なそうなので、なんとか慣れてもらいたいと思ってます。

実は飼い始めたころよりも今の方が警戒心が強くなってる気がするのです。
子どもから大人になって警戒心がついたのか、それともただ単に以前よりも臆病になってしまったのか。

ひとつ思い当たるのは、ケージの中にいくつか隠れ家を用意したこと。
普段はずっとその中に隠れているのですが、どうやらそういう環境で暮らしていると人を警戒するようになるらしいのです。

隠れ家を無くせばこちらからヤモリの姿が見えるのと同時に、ヤモリからも日常的に人間の姿を見るようになる。すると人間に慣れやすいんだそう。
怖がりやすい生き物だから隠れ家が必要なんだけれど、思い切ってそれをとってしまうと慣れてしまう。なんとも強引なやり方ではありますが、そんなもんだよな、とも思うのです。

特徴に合わせた環境にいたらますますその特徴が強まる。これって人も同じだと思うんですよね。
もちろん加減は必要ですが、なんでも保護するのは良くないんだろうなと思ったのでした。

ウチヤマケンイチ