令和3年11月2日に考えたこと

大人たちももっとスピードを上げよう

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

年をとるにつれて時の流れが早くなる現象はジャネーの法則と呼ばれていて、たしかに実感としてもあります。
では、この「時の流れが早い」っていうのは、実際にはどういう状態なんだろう。

たとえば何かをするとき。持ち時間が1時間と10時間であれば、当然10時間の方が多くのことができるわけです。
ジャネーの法則では年齢と時の速さは反比例するみたいだから、50歳の10時間と5歳の1時間は同じなんですよね。
となると同じ時間内であれば、子どもの方がより多くのことができそうだと感じるのでしょうか。

僕は最近ゴルフとデッサンを習い始めました。どちらも楽しくやってますがあまり上達はしてなくて、それでも「まぁ、始めたばかりだし」なんて思っていたんです。
でも数えてみると実はゴルフは習い始めて2年半、デッサンも2年が経っていました。これって部活であれば入学後に新しく始めたことをもう引退する時期なんですよね。

一般的に子どもは大人よりも成長が早いわけですが、それは大人が老いただけじゃなく、体感速度のせいで自ら進むスピードを緩めてる部分があるのかもしれないと思ったのです。

ということで、40歳の僕が20代の頃のスピード感でやりたいなら、体感の2倍のスピードで物事を進めてしまえばいい。
時の流れが早いといったって物理的には一緒なのだと信じて、大人たちももっとスピードを上げちゃいましょう。

ウチヤマケンイチ