令和3年11月6日に考えたこと

「受かりたい」ではなく「受かる」と先に決めてしまう

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

宅建士の試験勉強をしているときに耳にしたのが、「受かりたい」ではなく「受かる」と決めるのが大事だということ。

宅建試験の合格率は毎年15%から18%で、宝くじを当てるような途方もない数字ではありませんが、実際に落ちる人はたくさんいる。
そんなとき「受かりたい」と思うだけなのか、「受かる」と決めてしまうかはかなりの違いがあると思うのです。

これは僕のイメージですが「受かりたい」は、これなら8割方受かりそうだというところまで頑張ることだと思うのです。
一方で「受かる」と決めてしまうと9割の自信でも足らず、物事に100%は無いとしても99%大丈夫という状態にしなければならない。
そうなると、そもそもの取り組み方自体がガラリと変わってくると思うのです。

単純に時間をかける場合もあるだろうし、なにか大きなものを捨てたり、取り組んでいる間の集中力とか、誰かに協力してもらうとか、あらゆる姿勢が変わるはず。
これは個人だけではなくチームの目標も同じで、売上にしても納期にしても「達成したい」なのか「達成する」なのかで、結果が随分と違うことをこれまでたくさん見てきました。

願望だと自分にできることや現在からの積み上げで考えがちですが、結果を先に決めてしまうとそこからの逆算して次の行動を決めるしかなくなるわけです。
これ一見厳しそうだけど、実はよっぽど楽だと思ってます。

ウチヤマケンイチ