令和4年2月18日に考えたこと

そこには幅もあるし種類もある

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

今日はひさしぶりに電車移動をして仕事。そしてクタクタになってしまいました。

会社員の頃は毎日のことだったし、今日なんて打ち合わせを数時間やっただけ。
それでも終わった頃にはもう限界がきて、まだ明るいうちに帰宅して昼寝までしてしまいました。

どうも体力が落ちてる。とはいっても、最近はランニングをしてるから以前よりも体力がついているはずなんですけどね。
どうやらスポーツをする体力と電車に乗って移動したりする体力というのは、同じ「体力」でもちょっと違うみたい。

似たような話で「勉強とは違う頭の良さ」みたいなのもある。
仕事ができる人や人の心を掴むのがうまい人なんかが、「あの人は頭が良いけど、勉強の頭の良さとは違うんだよね」みたいに言われているのをちょくちょく聞きます。

体力にしても、頭の良さにしても、同じ言葉でありながら、そこには幅もあるし種類もあるというわけです。

そもそも言葉や呼び名なんてものは人間が後からつけたものであって、起こっている現象や状態そのものには本来は名前なんて無い。
だから言葉でなにかを表現するというのは一見、正確に説明をしようとしているようでいて、逆にそれにより実際の意味を失ってしまうこともあると思うのです。

以前、デッサンでモチーフを観察してもそれを言葉にできないと書きましたが、それは形だけじゃなくて現象や状態も同じことだな、きっと。

ウチヤマケンイチ