令和4年2月19日に考えたこと

本業ではない人の面白さってある

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

最近、お笑い芸人さん同士でラップバトルをする番組を観ました。
観る前は「芸人さんがラップなんてできるのか」と違和感があったのですが、一度観てからはすっかり夢中になってしまいました。

そうか、芸人さんもしゃべりを生業としてる人たち。しかも普段からアドリブとかフリートークもしてるわけで、フリースタイルのラップバトルとは共通点が多いのかもしれません。
むしろ芸人のときとのギャップもあいまって、すっかり虜になってしまいました。

そういえば昔やっていたテレビ番組で、クリエイターやデザイナーが専門外のジャンルの制作に挑むニューデザインパラダイスという番組がありました。僕はこれが好きだったんです。
今であれば建築家がVR内の空間を設計したらどうなるのか、とかおもしろそう。

ラップにしても、デザインにしても、本業ではない人の面白さってある。
それはこの組み合わせだったらどうなるんだろうという期待感と、実際に上手くいったときの良い意味での期待の裏切りだと思うのです。

ただそのときに、いわゆる本業の人たちと重なる部分と、そして別角度で優れているなにかがあるというのがポイントだと思うのです。
本当に素人だとちょっとおもしろくない。

そういえば、歌手や芸人が俳優をしたりするのも昔からあったこと。芸人さんがラップバトルするっていうのも、そこまで不思議なことじゃないのかもね。

ウチヤマケンイチ