令和4年4月30日に考えたこと

初心者のうちに幅の広さを知っておく

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

僕が通っている絵画教室は、気が向いたときに行って絵を描くことができます。
曜日や時間帯によって先生が変わるのですが、最近これまで行かなかった曜日や時間に行くことが増え、新しい先生から教わる機会も増えました。

先生はみなさん現役の絵描き。ジャンルも油彩、日本画、色鉛筆画と様々な上に、指導方法も各々に任されているようで、みなさんそれぞれの視点で教えてくれます。
この様々な考え方に触れることができるというのが実に良くて、今日も初めての先生だったのですが、こういう考え方もあるのかとまた新たな視点をもらえたのでした。

指導方法が揃っていないことは教わる側としては混乱してしまうデメリットもありそうですが、ただアプローチは違えど指摘される箇所はおおよそ同じというのがすごいところ。
その直すべき箇所に対して考え方、手順、物の見方にはバリエーションがあるというのは、むしろ良い混乱というか初心者のうちにそういう幅の広さは知っておいた方がいいと思ってます。

実際、絵というのは正解が無いとよく耳にします。とはいえ、基本的なルールというか、形のおかしさや明暗のズレといったそういう初心者がやりがちなミスはある。
そういう無自覚の失敗を指摘してもらいつつ、そこにいたる自分なりの手法を見つける楽しさもあるのです。

もう2年半通ってるし、そろそろ自分のスタイルを探ってみてもいいかな。

ウチヤマケンイチ