令和4年5月6日に考えたこと

ダメな部分とは別のところに原因がある

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

金曜はゴルフレッスンと絵画教室があるので、習いごとの日なのです。
今日もそれぞれ先生に色々と直してもらったのですが、どちらもなかなか上手くいかないことというのはそのダメな部分に問題があるというよりも、別のところに原因があることが多いなと思ったのです。

例えばゴルフ。振り終わった後は踵に体重が乗っているのが良いのですが、ついつま先に体重が乗ってしまうんです。
で、直そうと思ってもこれがなかなか直らない。ただこれは実は振った後の話ではなくて、その前の時点で身体を回転せずに腕だけ振ってしまっていることが原因でした。
最後の体重の乗せ方だけを意識しても直らなかったわけです。
デッサンもそう。手前に出して立体を表現したいのになかなかうまくいかなかったとき、実は逆に奥まっているところの描き方に問題があって、そっちまで手前に出てきてしまっているせいで、立体感がおかしくなっているということが度々あったのです。

もちろん常に問題の箇所以外に原因があるとは限りませんが、問題箇所については分かり易いから、まず最初に見直しをしてるんですよね。
それなのに上手くいかないから頭を抱えてしまうわけですが、そんなときは第2段階として今回みたいな別のところにある原因を直さなくちゃならない。

これってがただ夢中になって頑張るんじゃなくて、一歩引かないと見えないことがあるってことよね。

ウチヤマケンイチ