令和4年5月15日に考えたこと

閑散としていた野毛に随分と人が戻ってきた

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

うちの近所には野毛という飲み屋街があります。
赤提灯の居酒屋はもちろん、おしゃれなイタリアンやジャズ喫茶といった小さなお店がたくさん並んでいて、コロナが流行る前はよく行ってた好きな場所です。

今日、絵画教室の帰りにらーめんを食べようとそんな野毛に行ってみたのですが、ちょっと前までは閑散としていた野毛に随分と人が戻ってきていました。
そうそうこの感じ、この活気。人混みが苦手な僕ですが、野毛のわちゃわちゃした感じは大好きです。

こういう街の雰囲気とか空気感みたいなものは、「その場所」が持っているものだと思うんです。
野毛は海の近くにあって、どうやら昔その海辺にあった港や造船所関係の人たちがよく使っていた飲み屋街だと聞いたことがあります。
うちの商店街は野毛や港からは少し離れているのですが、うちの商店街もそんな造船所に通う人たちによって栄えたらしいです。

今では造船所は無くなり、その後にできたみなとみらいに来る人たちは駅を使ってしまうから、そこからうちの商店街に来る人はまずいません。
でも廃れてしまっても、そんな物語があるところが気に入ってます。

ではネットの中にはそんな物語が無いかというとそうでもなく、大学時代にオンライン飲み会をしていたMSNメッセンジャーとかはすごく懐かしい。
記憶っていうのは人の頭の中にあって、それを具体化してくれるのが場所なんだな。

ウチヤマケンイチ