令和4年5月19日に考えたこと

どこまで話を具体的にするのが良いのか

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

デザインや仕事のやり方を若手に伝えるとき、いつも迷うのがどこまで話を具体的にするかということ。
1つの事例として「こういうデザインもある」と伝えれば、話が具体的だから理解しやすいし、すぐに使うことができる。

けれど、デザインにしても仕事にしても、多くの場合は状況に合わせて臨機応変に対応することになるわけで、個別の事例についての正解を「唯一の答え」のように理解してしまうことは非常にまずく、むしろ逆効果にすらなりえる。

ということで基本的には話を抽象化して伝えたいわけですが、やりすぎるとそもそも内容が伝わらなかったりするので、結局は具体と抽象をなんとなく織り交ぜながら話をするというのが実情です。

逆に自分が教えてもらう立場で考えると、自分さえ抽象的なことが理解できるなら、教える側は本質的な部分に集中して教えることができると思うのです。だから相手の話が難しくてなかなか理解できなくても、「もっと分かりやすく教えてくれ」と思うのではなく、それを理解できるように自分が頑張るというのは大事なことだと思ってます。

そういえば最近、一度読んだだけじゃ理解できないような難しい本って読んでないな。本棚、あさってみますか。

そうそう、今日は実家で育てた苺とラディッシュを食べました。
数ヵ月前に初心者だけで始めた家庭菜園ですが、なんかちょっとずつ生活の一部になってきてます。

ウチヤマケンイチ