令和4年6月1日に考えたこと
嬉しいことって、それ自体に価値がある
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
最近、外食をしてても、スーパーの買物でも、物の値段が上がったなと思うことが増えました。
ニュースでデフレが起こってると聞いてはいましたが、ほんとそれを日常生活の中で実感しています。
そうなるとちょっとでも安く買おうとする人は多いと思うのです。そのためにわざわざ複数の店をまわったりするのは昔からある生活の工夫ですが、それってちょっとどうなのかなと以前の僕は思ってました。
牛乳を10円安く買うためにわざわざ別の店まで行くとなると、それを時給換算したら果たしていくらになるのかと考えていたからです。
この話はいまでも合理的だとは思っているし、必ずしも間違いだとも思ってません。けれど、実際に自分が安く買うために時間をかけて店をまわったとき、安く買えればやっぱり嬉しいし、気分も良いんですよね。
この嬉しさも勘違いで時給換算をしたらやっぱり無駄なんだと言ってしまえばそれまでですが、効率を最優先しなければならないシーンならともかくとして、なんでも時給換算すること自体がおかしな話なんだと、最近は思ってます。
実はこれは仕事においてもそうで、すべて効率や効果を最優先することは果たして正しいのか。実際、昔の僕は効率や効果を最優先してたのですが、その頃は少なからず周りの人ともぶつかったものでした。
嬉しいことや気分が良いことって、非効率だとしてもそれ自体に価値があるんだよね。
ウチヤマケンイチ