令和4年8月19日に考えたこと

仕事にどっぷりつかる期間があった方が良い

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

また8月19日が来ました。13年前、僕が社会人3年目だった2009年8月19日に、当時担当をしていたSUUMOという不動産情報サイトが世にリリースされたんです。
これが相当に大変なプロジェクトで、その時自分がまだ若手だったことを差し引いても、いまだに1番頑張ったプロジェクトです。

たぶんこの仕事が無かったら、僕の人生はかなり変わっていたと思うんです。元々、いつか自分のデザイン事務所を作って独立しようと考えていたのですが、扱うカテゴリがもっと違っていたはず。
いまメインでやっているサービスの立ち上げや大規模のリニュアルを中心とした仕事を受けられるようになったのは、スーモの立ち上げプロジェクトを経験したからです。

こういうことを書くとなんだか根性論というか今の時代に合わない気もしますが、結局、振り返ってみると自分を良い方向に変化させた期間というのは、どれも大変で、厳しくて、しんどくて、生活の中心になっていた。そしてそれに加えて、楽しかったんですよね。ただ楽しいだけじゃダメだし、辛いだけでもだめ。

最近の若手を見ていると、時代の流れのせいでどうも仕事のやり方が淡白で、綺麗になってる。長時間労働もできなければ、煽られたり、怒られたりすることも少ない。
僕は仕事にどっぷりつかる期間があった方が良いと思ってます。その期間でベースが作られると思うのです。

ウチヤマケンイチ