令和4年12月11日に考えたこと

アナログは場所をとるぶん分かりやすい

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

昔使っていたSuicaが何枚もカードケースにあったんです。
残高があるかも分からず、ずっとそのままにしていました。

今はスマホで残高が読み取れるようになったらしく、調べてみるとその中の1枚にチャージが残っていました。1枚は読み取れず。
11年前に使ったのが最後で、残高は8738円。なかなかの金額。改札で使って開かないと恥ずかしいので、今度こっそり自販機で使ってみようと思ってます。

Suica以外にも色々なサービスのポイントなんか、もはやどこに何が貯まってるのかよく分からなかったりします。
現金が中心だった頃は、手元にある現金とあとは銀行口座の残高を見ればよかったと思うのです。
忘れてたお金がタンスの中から出てくるようなことはあったかもしれませんが、基本的には目の届く範囲にあったはず。

様々なサービスを使うことで便利になったはずが、目に見えないものを幅広く管理しなければならない面倒さが新たに生まれた気がします。

写真とか、映画とか、そういうのも同じ。プリントした写真であれば、場所はとるしお目当ての写真を見つけるのも大変だけれど、捨てない限りは手元に残る。
映画なんかも、DVDで買えば物として管理できるけれど、配信で購入した映画は買ったことすら忘れがち。

管理が面倒だった頃は、それゆえに物との関係は近かったのかもしれません。かといって、便利なことも大事だけれど。

ウチヤマケンイチ