令和4年12月17日に考えたこと
デザイナーにとってめちゃくちゃいい時代
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
最近、知人がVR空間にカンファレンスが行えるような広いホールを作っているんです。
僕もそこに遊びにいったことがあるのですが、登壇用のステージがあったり、そのステージを3階建てのバルコニーから観ることができたりとものすごく豪華。
これが現実の建物であれば個人でそんなホールをつくるなんてまず不可能ですが、VRならそれができるんですよね。
僕は大学の頃に建築を学んでいました。一応、大学院も行ったのですが就職では建築の道には進みませんでした。
けれど頭の片隅には今も残っていて、自分がデザインした建物をいつか建てられたら楽しいなと思っていたんです。
VRであればすぐにでもできる。土地も要らなければ、建材も重機もいらない。
そして金銭面以外で大きいのが、建築の専門知識や資格が無くても建てられるということ。
学生時代はあまり真面目に勉強せず、デザインという点は今に繋がっているのですが、実務面の専門知識がほとんどないのです。
建築基準法にしても、構造計算にしても、あと人が集まる場所であれば防災計画なんかも大事になるわけで、現実の建物を設計するのは大変なのです。
他にも一時期、工業デザイナーになりたかったんですが、これは3Dプリンタを使えば素人でもなにか作れるかもと思っていました。でもこれもVR内であればすぐにできそう。
今って、デザイナーにとってめちゃくちゃいい時代だな。
ウチヤマケンイチ