令和4年12月16日に考えたこと
間違えを指摘されない年長者
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
仕事において自分の年次や立場が上がると、周りの反応は変わってゆくもの。
同じ内容でも上司の発言と部下の発言では周りへの影響も反応も違ったりします。ただ、これ自体は理にかなっている部分もあると思うのです。
誰が言うかではなく内容自体で判断する方が理想的にも思えるのですが、でも実際には上司と部下で経験も知識も違うわけで、やはり誰が言っているかで信憑性は変わってくると思うのです。
こんなふうに自分の年次や立場が上がることで、自分の指示通りに仕事は進めやすくなるわけですが、それと同時にリスクも膨らむんですよね。
自分の意見が間違っている場合でも、周りがそれを指摘してくれなくなる。これが本当に怖い。
これは言われた側が判断ができない場合もあれば、実は周りは間違いかもしれないと思っているのに、それを言えないケースもあると思うのです。
言われた側も判断できないのであれば、ある程度は仕方ない。避けたいのはいわゆる裸の王様状態になって、防げたはずの失敗をしてしまうこと。
僕自身、ここ数年であまり周りから反論をされなくなっていて、それは自分に対しても周りに対しても良くないことだと思ってます。
ちょっとしたことでもすぐ注意されている若手は、それはそれで大変だけれど、正しさ目指すには理想的ともいえる。
周りの誰からも指摘してもらえない状況は避けたい。さて、どうすればいいものか。
ウチヤマケンイチ